My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

オーロラ(トロムソ・リンゲンアルプス)

Northern lights (Tromsø, Lyngen Alps)

オーロラ(トロムソ・リンゲンアルプス)
写真: Arnejohs at English Wikipedia, Public domain · 出典

フィヨルドからリンゲンアルプスがそびえるノルウェーのトロムソ一帯はオーロラ帯の真下にあり、9月から3月の晴れた暗い夜には北極光がよく頭上で揺らめく。オーロラは太陽風の粒子が高度約100 km以上の酸素(緑・赤)や窒素(青・紫)にぶつかって光る現象。

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ひと目でわかる

国
ノルウェー
種類
極限の場所

すぐわかる答え

オーロラ(トロムソ・リンゲンアルプス)はどこにありますか?

ノルウェーにあります。

オーロラは、太陽から飛んできた電気をおびたつぶが、地球の上空の大気の気体にぶつかってできる、自然の光のショーです。ぶつかることで酸素や窒素の原子がエネルギーをもらい、緑や赤、むらさきなどの色の光を出します。北極地方では「北極光」や「オーロラ・ボレアリス」と呼ばれます。カーテンや光の筋、うずまき、ちらちらゆれる光となって、空全体をおおうこともあります。

地球儀では、この光を、ノルウェー北部のトロムス県、トロムソの町の東にある山脈「リンゲンアルプス」の上にしめしています。山脈はリンゲン・フィヨルドの西の岸にそってのびていて、長さは少なくとも90km、はばは15〜20kmあり、約140の氷河があります。オーロラはふつう地上から約100kmの高さで光っていて、どんな飛行機が飛ぶよりもずっと高いところです。

光ができるわけ

太陽は「太陽風」と呼ばれるつぶの流れを送り出しています。コロナホールやコロナ質量放出からのいきおいのある流れが太陽風を速くし、地球をつつむ磁気のあわ「磁気圏」を乱します。

すると、電子や陽子が極地に向かって流れこみ、上空のうすい空気にぶつかります。それぞれの気体は、ぶつかると自分の色で光ります。

大きな磁気嵐は、11年ごとの太陽の黒点の周期がいちばん多くなるころか、その後の3年間にいちばん多く起こるので、そのころは極地からずっとはなれた場所でもオーロラが見られることがあります。

空にあらわれる形

地上から見ると、おもに5つの形があります。地平線の近くのぼんやりした光、雲のようなかたまり、空を横切ってカーブするアーチ、しま模様のように立つ光の筋、そしてひとつの点から広がる「コロナ」です。折れ曲がったアーチは、カーテンのように見えます。

1900年代の初め、カール・ストルマーとそのチームは、いろいろな場所から1万2,000以上のオーロラの写真をとり、その高さを計算しました。70kmより低いものはひとつもなく、ほとんどは約100km付近がいちばん明るくなっていました。いちばん明るいオーロラは、新聞が読めるほどの明るさになることもあります。

ノルウェーで見る

オーロラは極地に近いところでいちばんよく見えるので、ノルウェー北部はオーロラを見る有名な場所です。リンゲンアルプスは、するどい峰と氷河をもって長いフィヨルドのそばにそびえていて、夜空のショーのドラマチックな額縁になります。

この地域は2004年に「リンゲンアルプス景観保護区」になり、約961平方kmの山や氷河、谷が守られています。ここはサーミの人びとのトナカイ放牧にも使われています。よく訪れられる場所のひとつが、ターコイズ色の氷河湖ブローヴァトネットです。

おもしろ豆知識

  • オーロラは、太陽からの粒子が大気の高い所のガスにぶつかって光るもので、ふつうは地上約100〜300 kmの高さで光ります。
  • 「オーロラ」ということばは、ローマ神話の夜明けの女神の名前から来ています。
  • 太陽系のほかの惑星や、いくつかのすい星や衛星にもオーロラがあります。
  • 「オーロラ・ボレアリス」という名前は、1621年にフランスの上空で見られたオーロラについての、ピエール・ガッサンディの1649年の記述にあらわれました。
  • あたたかい海流のおかげで、トロムソの1月の平均気温は、同じ緯度の平均より約24℃もあたたかいのです。

地球儀では

模型では、ノルウェー北部の峰の上で光る、北極光のカーテンが見られます。

地球儀で近くにあるもの

参考資料

更新: 2026-10-14