クロミンククジラ
Antarctic minke whale

クロミンククジラは、南半球の冷たい海にすんでいて、よく海氷のあいだで見られます。長さ約9〜10mの小さなヒゲクジラで、背中はこい灰色、おなかは白です。ヒゲクジラには歯がありません。口の中にブラシのような板があり、水から小さな動物をこしとって食べ、このクジラはおもにオキアミを食べます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- ろ過して食べる
- 体重
- 約7,000 kg
- 体長
- 約9 m
- 保全状況
- 準絶滅危惧 (IUCN NT)
- すむ環境
- 極地, 外洋
すぐわかる答え
クロミンククジラはどこにすんでいますか?
南極海・太平洋・大西洋・インド洋の極地・外洋にすんでいます。
クロミンククジラはどのくらいの大きさですか?
大きくなると9 m、7,000 kgほどになります。
クロミンククジラは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
クロミンククジラは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「準絶滅危惧」(NT)です。
南極海に暮らす小型のヒゲクジラで、体長は約9〜10mです。背は濃い灰色、腹は白色。流氷の間でよく見られ、主にオキアミを食べます。
のどにみぞのある流線形のクジラのなかま「ナガスクジラ科」の中で2番目に小さく、ヒゲクジラの中では3番目に小さいクジラです。小さくて油が少ししかとれなかったので、クジラをとる人たちは長いあいだ見向きもせず、そのため数が多いままでした。今では、世界でいちばん数の多いヒゲクジラだと考えられていて、何十万頭もいます。
長いあいだまちがえられていたクジラ
最初のクロミンククジラは、ブエノスアイレスの近くのラ・プラタ川で漁師が死んでういている1頭を見つけたあと、1867年に動物学者ヘルマン・ブルマイスターが記録しました。1870年代には、ニュージーランドの沖でとられた標本からも記録されました。でも、どちらも約100年のあいだほとんどわすれられていました。科学者たちが、ふつうのミンククジラとは別の種だとみとめたのは1990年代になってからです。
氷の中のくらし
このクジラはほとんど南半球にいますが、北大西洋で迷いこんだものが何頭か報告されています。おもに、わたしたちがオキアミとよぶエビのような動物を食べます。小さくてほっそりした体なので、海氷のすき間に入りこむことができ、そのため写真家たちはよく流氷のすぐ近くでこのクジラに出会います。
おもしろ豆知識
- ヒゲクジラの中では小さめで、夏には南極の海氷の近くでオキアミを食べます。
- 世界でいちばん数の多いヒゲクジラです。
- とても小さくて油が少ししかとれなかったので、クジラをとる人たちは何十年も見向きもしませんでした。
- 1867年に名前がついたのに、別の種とみとめられたのは1990年代になってからです。
- おもな食べ物はオキアミです。
地球儀では
模型では、カードのとおり、背中が黒っぽく、おなかが白っぽいほっそりしたクジラが見られます。クロミンククジラは、ヒゲクジラの中でも小さいほうです。
クイズタイム
クロミンククジラとウェッデルアザラシ、重いのはどっち?
答えを見る
答え:クロミンククジラ(7,000 kg 対 500 kg) ウェッデルアザラシ →
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





