ホッキョクノウサギ
Arctic hare

ホッキョクノウサギはカナダ北極圏やグリーンランドのツンドラに住む大型のウサギで、冬は耳の先以外が真っ白になります。厚い毛と短めの耳で寒さに耐え、後ろ足だけで跳ねることもあります。数十頭で群れることもあります。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 草食
- 体重
- 約4 kg
- 体長
- 約0.6 m
- 最高速度
- 約60 km/h
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- 極地, 山地
すぐわかる答え
ホッキョクノウサギはどこにすんでいますか?
極地・山地にすんでいます。
ホッキョクノウサギはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.6 m、4 kgほどになります。
ホッキョクノウサギは何を食べますか?
食べ物:草食。
ホッキョクノウサギはどのくらい速いですか?
最高で約60 km/hの速さが出せます。
ホッキョクノウサギは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
ホッキョクノウサギは、北極のツンドラなど氷の多い場所でくらすのにぴったりの、大きなノウサギです。冬には耳の先が黒いほかは真っ白になるので、雪の中では見つけにくくなります。カナダの北極地方とグリーンランドにすんでいます。ウサギに似ていますが、耳はもっと短く、立ち上がると背が高くなります。
小さな耳と短い手足、小さな鼻、厚い毛皮、そして体の5分の1近くになるあぶらの層が、体をあたたかく保つのに役立っています。ねむるために、地面や雪の下に穴をほります。時速約60kmまで走ることができます。今生きているノウサギやウサギの中でとくに大きなもののひとつで、ふつうは長さ43〜70cm、体重2.5〜5.5kgです。
あたたかく過ごすには
ホッキョクノウサギは、体の形を使ってあたたかさを保っています。丸い体は大きさのわりに表面が少なく、毛皮も厚いのです。体がエネルギーを使う量は思ったより少なく、食べ物の少ない土地でエネルギーをせつやくしています。白い毛皮は敵から身をかくし、日光をはね返すので、昼間に暑くなりすぎるのをふせいでいるのかもしれません。休むときは、よく岩のあいだや雪のふきだまり、長さ約1.9mまでの巣穴の中で、ほとんど丸い形に体をまるめます。
群れになるノウサギ
ホッキョクノウサギはふつう1羽で見られますが、群れで集まることもあり、ときには何十羽以上もよりそい合います。グリーンランドのいちばん北のほう、エルズミーア島のようなカナダの北極の島々、カナダ北部、そしてもっと南のラブラドールやニューファンドランドにすんでいます。海面の高さから約900mの高さまで見られます。
名前と科学者
ホッキョクノウサギは、最初に見つかった地域から名づけられました。ラテン語の名前「レプス・アルクティクス(Lepus arcticus)」は、探検家ジョン・ロスが1819年に記録したあと、ウィリアム・エルフォード・リーチがつけました。クリー語では「大きなウサギ」という意味の「ミースタプース」とよばれます。亜種は4つあり、いちばん近い親せきにはブルームノウサギやコルシカノウサギがいます。グリーンランドの化石から、約8,000年近く前からそこにいたことがわかっています。
おもしろ豆知識
- ホッキョクノウサギはカンガルーのように後ろ足で跳ねることができ、ときには何百匹もの群れになります。
- カンガルーのように、後ろ足でぴょんぴょんはねることができます。
- 体の5分の1近くがあぶらです。
- 時速約60kmまで走ることができます。
- ときには何十羽もよりそい合います。
地球儀では
模型では、カードのとおり、耳の先が黒い大きな白いツンドラのノウサギが見られます。短い耳に注目してみましょう。
クイズタイム
ホッキョクノウサギとイッカク、重いのはどっち?
答えを見る
答え:イッカク(4 kg 対 1,300 kg) イッカク →
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参考資料
更新: 2026-10-14





