ベアードバク
Baird's tapir

ベアードバクは中央アメリカ最大の陸生哺乳類で、短く伸びる鼻と頬の白い模様が特徴です。熱帯の森や湿地で葉や果実、新芽を食べ、泳ぎも上手です。子どもは茶色の体に白い縞と斑点があり、森の中で身を隠します。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- 草食
- 体重
- 約250 kg
- 体長
- 約2 m
- 保全状況
- 絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
- すむ環境
- 熱帯雨林, 森林, 湿地
すぐわかる答え
ベアードバクはどこにすんでいますか?
熱帯雨林・森林・湿地にすんでいます。
ベアードバクはどのくらいの大きさですか?
大きくなると2 m、250 kgほどになります。
ベアードバクは何を食べますか?
食べ物:草食。
ベアードバクは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。
ベアードバクは、アメリカ大陸でいちばん大きなバクで、中央アメリカと南アメリカの両方で、もともとすむ陸のほ乳類としていちばん大きな動物です。「中央アメリカバク」ともよばれ、メキシコから中央アメリカをへて南アメリカの北西部までにすんでいます。小さなロバくらいの大きさで、短くてよく動く鼻先と、顔やのどや耳の先にクリーム色のもようがあります。ベリーズの国の動物で、そこでは「山のウシ」とよばれています。
マングローブ、沼、湿地、しめった熱帯雨林、もっとかわいた林、山の雲霧林など、海面の高さから約3,600mまで、いろいろな場所にすんでいます。食べ物やかくれる場所が多いので、見つけられるときは二次林を好みます。この動物は、1843年にメキシコを旅してこの動物を見た、アメリカの博物学者スペンサー・フラートン・ベアードにちなんで名づけられました。
体と鼻先
おとなは平均で長さ約2m、高さ73〜120cm、体重150〜300kgです。ずんぐりしたしっぽは、たった5〜13cmです。鼻先と上くちびるが、肉のついたよく動く鼻のようにのびていて、これがバクの食べ物をさがすためのいちばん強い感覚器官です。短くて細い足は、やぶの中をすばやくおし進むのにむいています。前足には4本、後ろ足には3本の指があります。
くらしと食べ物
バクはどの時間にも活動しますが、おもに夜行性です。やぶの中をジグザグに通る、ふみかためられた道をたどり、葉、小枝、花、草、落ちた果物を食べ、水の近くからはなれません。泳いだり水の中を歩いたりするのが好きで、暑い日には、頭だけを水から出して何時間も池で休むこともあります。危ないときには水へ向かいます。クロコンドルのような「掃除屋さん」の鳥が毛からダニをとり、バクのおなかを通った種は芽を出しやすくなるかもしれません。
大きくなるまで
赤ちゃんは約400日の妊娠のあとに生まれ、体重は約9.4kgです。赤茶色の毛には白い点やすじのもようがあり、うす暗い森の中で身をかくすのに役立ち、大きくなるにつれてうすれていきます。最初の1週間、お母さんは赤ちゃんをかくしておき、お乳をあげるためにもどってきます。3週間で、赤ちゃんはもう泳ぐことができます。1年で乳ばなれし、バクは30年以上生きることがあります。親は長く続くペアをつくり、かん高い口笛やキーキーという声で合図をし合います。
おもしろ豆知識
- ベリーズの国の動物で、中央アメリカにもとからすむ陸の哺乳類でいちばん大きな動物です。
- ベリーズの国の動物です。
- 赤ちゃんには、大きくなるとうすれていく白いすじや点があります。
- 海面の高さから約3,600mまでにすんでいます。
- ラカンドン語では、名前は「ジャングルの馬」という意味です。
地球儀では
模型では、カードのとおり、短い鼻先と白っぽいほおをもつ、がっしりしたバクが見られます。よく動く鼻に注目してみましょう。
クイズタイム
ベアードバクとクモザル、重いのはどっち?
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答え:ベアードバク(250 kg 対 7.5 kg) クモザル →
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参考資料
更新: 2026-10-14





