アオマダラウミヘビ
Banded sea krait

白と黒の帯が交互に入ったウミヘビで、サンゴ礁の岩のすき間でウナギの仲間を狩ります。肺で呼吸するため息つぎに水面へ上がり、オールのような平たい尾で泳ぎます。卵を産んだり休んだりするために陸へ上がるのも特徴です。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 爬虫類
- 食べ物
- 魚を食べる
- 保全状況
- 低懸念 (IUCN LC)
- すむ環境
- サンゴ礁, 海岸
すぐわかる答え
アオマダラウミヘビはどこにすんでいますか?
インド洋・太平洋のサンゴ礁・海岸にすんでいます。
アオマダラウミヘビは何を食べますか?
食べ物:魚を食べる。
アオマダラウミヘビは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。
アオマダラウミヘビ(Laticauda colubrina)は、英語で「黄色いくちびるのウミヘビ」や「帯もようのウミヘビ」ともよばれる、インド太平洋の熱帯の海にすむ強い毒をもつヘビです。インドの東海岸からベンガル湾ぞい、東南アジア、マレー諸島、中国南部、台湾、日本の琉球諸島までにすみ、フィジーなど太平洋の島々のまわりによくいます。青みがかった灰色の体に黒い輪があり、鼻先と上くちびるは黄色で、泳ぐためのオールのような形のしっぽをもっています。
時間の多くを水の中でウナギや小さな魚を狩ってすごしますが、消化したり、休んだり、皮をぬいだり、卵を産んだりするために陸にもどってきます。海岸が好きなのでよく人と出会いますが、こうげき的ではなく、おびやかされたと感じたときだけかみつきます。オスは平均で長さ約87cmですが、メスはずっと大きく、平均で約1.4mです。
半分は海、半分は陸
若いウミヘビは水の中や海岸ぞいにいますが、おとなは時間の約半分を陸で、半分を海ですごします。メスは深い水で、オスは浅い水で狩りをし、オスは恋の季節に陸でよく活動します。オスのほうが小さいので、メスより速くはったり泳いだりできます。
オールのようなしっぽは泳ぐのには役立ちますが、はうのはむずかしくなります。それでも、陸の上では泳ぐ速さの5分の1を少しこえる速さで動くことができ、ほかのほとんどのウミヘビは陸ではほとんど動けません。
わが家が大好き
岸から遠くはなれて狩りをすることが多いのに、それぞれのヘビは自分のふるさとの島にもどってきます。フィジーでの実験では、ヘビを5.3kmはなれたほかの島へ移したところ、平均約31日後にまたつかまえたときには、ふるさとの島にもどっていました。
狩りはひとりですることが多いですが、ときどきロウニンアジやヒメジといっしょに狩りのチームを組みます。ヘビがせまい岩のすき間からえものを追い出し、にげてきたものを魚が食べるのです。これはウツボのやり方に似ています。
強い毒と、毒に強いウナギ
毒は、神経のつなぎ目の信号をとめてしまう強い神経毒です。とても少しの量で、ネズミが死んでしまいます。おもな食べ物はウナギのなかまで、毒に強くなるように進化したウナギもいるかもしれません。
ある実験では、このヘビがいないカリブ海のウツボは、体重1kgあたりたった0.1mgで死にました。このヘビがいるニューギニアのウナギのなかまは、1kgあたり75mgまで、ひどいけがをせずにたえました。迷いこんだものが何匹か見つかったニュージーランドでは、このヘビは法律で守られています。
おもしろ豆知識
- 多くのウミヘビとちがって、休んだり、食べ物を消化したり、卵を産んだりするために陸に上がります。
- 休んだり、消化したり、卵を産んだりするために陸に上がってきます。
- メスはオスよりずっと長くなります。
- しっぽはオールのような形をしています。
- えもののウナギの中には、毒に強いものがいるかもしれません。
地球儀では
おもちゃの模型では、インド洋や太平洋のあたたかい熱帯の海を泳ぐアオマダラウミヘビが見られます。
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





