シロナガスクジラ
Blue whale

シロナガスクジラは地球史上最大の動物で、体長は30m近く、体重は100トンを超えます。歯のかわりにひげ板で小さなオキアミをこして食べ、1日に数トンも食べます。心臓だけで約180kgもあり、動物でいちばん大きな心臓です。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 哺乳類
- 食べ物
- ろ過して食べる
- 体重
- 約100,000 kg
- 体長
- 約25 m
- 寿命
- 最長 約90年
- 保全状況
- 絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
- すむ環境
- 外洋
すぐわかる答え
シロナガスクジラはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋・南極海の外洋にすんでいます。
シロナガスクジラはどのくらいの大きさですか?
大きくなると25 m、100,000 kgほどになります。
シロナガスクジラは何を食べますか?
食べ物:ろ過して食べる。
シロナガスクジラはどのくらい生きますか?
最長で約90年生きます。
シロナガスクジラは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。
シロナガスクジラは、これまでに生きていたことが知られている中でいちばん大きな動物で、どの恐竜よりも大きいのです。はかられた中でいちばん長いものは約30m、いちばん重いものは約190〜200トンです。シロナガスクジラは北極海以外のすべての海を泳いでいます。まだらの青灰色の皮ふが水の中では明るい青に見えることから、英語で「ブルー・ホエール」という名前がつきました。
シロナガスクジラは昔はたくさんいましたが、1900年代の初めに捕鯨でほとんど絶滅しそうになるまで狩られました。国際捕鯨委員会は1966年にシロナガスクジラの捕獲をすべて禁止し、今では数がゆっくりふえていますが、まだ「絶滅危惧種」です。今いちばんの危険は、船にぶつかること、漁の道具にからまること、海の騒音、そして気候変動です。科学者は、シロナガスクジラは約80〜90年生きると考えています。
何を食べるの?
地球でいちばん大きな動物が食べるのは、いちばん小さな動物のひとつ、エビのような小さな生き物「オキアミ」です。シロナガスクジラには歯がありません。そのかわり、上あごから「ひげ板」が下がっていて、巨大なふるいのように働きます。口を開けたままオキアミの群れにつっこみ、ひだのあるのどを風船のようにふくらませて、ものすごい量の水をのみこみます。それから舌で水をおし出すと、オキアミだけがひげ板の内側に残るのです。いちばん大きなシロナガスクジラは、一日に最大約6トンのオキアミを食べることがあります。
すごい体
北大西洋で浜に打ち上げられたシロナガスクジラの心臓は約180kgもあり、知られているどの動物よりも大きな心臓でした。深くもぐっているあいだ、シロナガスクジラの心臓は1分間にわずか2回くらいまでゆっくりになることがあります。シロナガスクジラは、動物の中でもっとも大きく、もっとも低い音も出し、約188デシベルに達します。その鳴き声の多くは低すぎて人間には聞こえず、条件がよければ、何百kmもはなれたほかのクジラにも届くかもしれません。
家族のくらし
シロナガスクジラはふつう1頭か2頭でいるのが見られ、いちばん強いきずなはお母さんと子どものあいだにあります。多くのシロナガスクジラは、夏は冷たい極地の海で食べ物を食べ、冬はあたたかい海へ泳いでいき、そこで子どもが生まれます。お母さんの妊娠期間は10〜12か月です。生まれたばかりの子どもでも、長さは約6〜7m、重さは2〜3トンあり、お母さんのこいお乳でぐんぐん大きくなります。メキシコのカリフォルニア湾は、お母さんと小さな子どもがよく見られる場所のひとつです。
おもしろ豆知識
- その鳴き声は、動物が出す音の中で最も大きいもののひとつです。
- シロナガスクジラは、これまでに生きていたことが知られている中でいちばん大きな動物で、いちばん大きな恐竜よりも大きいのです。
- 生まれたばかりのシロナガスクジラの子どもは長さ約6〜7mで、車よりも長いのです。
- 深くもぐると、シロナガスクジラの心臓は1分間に約2回くらいまでゆっくりになります。
- 科学者は、木の年輪のように、クジラの耳の中にあるろうのような耳あかの層を数えて年齢を推定できます。
- シロナガスクジラがおもに食べるのは、長さ数cmしかないオキアミです。
地球儀では
模型では、太平洋の東部を泳ぐシロナガスクジラが見られます。海の中を進んでいく、長くほっそりとした体をさがしてみましょう。
クイズタイム
シロナガスクジラとコククジラ、重いのはどっち?
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答え:シロナガスクジラ(100,000 kg 対 27,000 kg) コククジラ →
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参考資料
更新: 2026-10-13





