アメリカドクトカゲ
Gila monster

アメリカドクトカゲは、アメリカ南西部とメキシコ北西部の砂漠に住む数少ない毒トカゲです。オレンジと黒のビーズ状のうろこをもち、太い尾に脂肪をためて何か月も餌なしで過ごせます。ほとんどの時間を巣穴で過ごします。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 爬虫類
- 食べ物
- 肉食
- 体重
- 約1.8 kg
- 体長
- 約0.5 m
- 保全状況
- 準絶滅危惧 (IUCN NT)
- すむ環境
- 砂漠
すぐわかる答え
アメリカドクトカゲはどこにすんでいますか?
砂漠にすんでいます。
アメリカドクトカゲはどのくらいの大きさですか?
大きくなると0.5 m、1.8 kgほどになります。
アメリカドクトカゲは何を食べますか?
食べ物:肉食。
アメリカドクトカゲは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「準絶滅危惧」(NT)です。
アメリカドクトカゲは、アメリカ合衆国の南西部とメキシコのソノラ州にすむ、ゆっくり動く重たい毒トカゲです。アメリカ合衆国にもともとすむただひとつの毒トカゲで、アメリカとカナダにもともとすむいちばん大きなトカゲです。長さ約56cmまで大きくなり、体重は550〜800gです。英語の名前「ヒーラ・モンスター」は、アリゾナ州とニューメキシコ州のヒーラ川の流域からきています。
皮ふは、オレンジ色と黒のビーズのように見えます。学名のヘロデルマ(Heloderma)は「びょうを打ったような皮ふ」という意味です。こわい評判がありますが、動きがにぶく、人間にとって本当に危険になることはめったにありません。ただし、かまれるといたいです。アリゾナ州の法律で守られていて、ほとんどの時間を巣穴ですごし、しっぽにあぶらをたくわえて何か月も食べずにいられます。
毒はどうやってはたらくの?
下の歯にはみぞがあり、そのみぞが毒をきずの中へ運びます。毒には、小さなタンパク質のかけらである「ペプチド」がいくつかふくまれています。そのひとつ「エキセンディン4」は、2型糖尿病や肥満の治療に使われる「GLP-1受容体作動薬」という種類の薬のもとになりました。人々がこわがっていたトカゲが、病気の人の役に立ったのです。アメリカドクトカゲは重くて力が強くゆっくりで、もともとのんびりしているので、ふだんは危険ではありません。でも、かまれるといたいです。
古い家族
親せきは、メキシコやグアテマラにすむメキシコドクトカゲです。ドクトカゲ科は白亜紀までさかのぼり、ほとんど変わっていないので、「生きた化石」とよばれることもあります。ネバダ州ラスベガスの近くでは、1万〜8,000年前の更新世後期のアメリカドクトカゲの骨のよろいのかけらが見つかっています。この種を記録した古生物学者エドワード・ドリンカー・コープは、歯のみぞから、このトカゲには毒があると考えました。
おもしろ豆知識
- だ液から見つかったホルモンが、糖尿病の薬エキセナチドの開発につながりました。
- アメリカ合衆国にもともとすむ、ただひとつの毒トカゲです。
- だ液からとれたホルモンから、糖尿病の薬が生まれました。
- このなかまは白亜紀までさかのぼります。
地球儀では
アメリカドクトカゲのおもちゃの模型は、アリゾナ州のソノラ砂漠にいます。オレンジ色と黒のビーズのようなもようをさがしてみましょう。
クイズタイム
アメリカドクトカゲとケンプヒメウミガメ、重いのはどっち?
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答え:ケンプヒメウミガメ(1.8 kg 対 40 kg) ケンプヒメウミガメ →
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参考資料
更新: 2026-10-14





