オオサイチョウ
Great hornbill

黄色い大きなくちばしの上にU字形のかぶと(カスク)をもつサイチョウです。白い尾には黒い帯があり、木の洞に巣を作ります。メスは泥で入口をふさがれ、オスが餌を運びます。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- 鳥類
- 食べ物
- 雑食
- 体重
- 約3 kg
- 体長
- 約1.1 m
- 保全状況
- 絶滅危惧II類 (IUCN VU)
- すむ環境
- 熱帯雨林, 森林
すぐわかる答え
オオサイチョウはどこにすんでいますか?
熱帯雨林・森林にすんでいます。
オオサイチョウはどのくらいの大きさですか?
大きくなると1.1 m、3 kgほどになります。
オオサイチョウは何を食べますか?
食べ物:雑食。
オオサイチョウは絶滅の危機にありますか?
IUCNレッドリストでは「絶滅危惧II類」(VU)です。
オオサイチョウは、大きく曲がったくちばしで知られるサイチョウのなかまの中でも、とくに大きな鳥です。長さは約95〜130cm、つばさを広げると約150cmになり、ふつうのサイチョウの中ではいちばん重い鳥です。あざやかな黄色のくちばしの上には、「カスク」とよばれるU字形の、中がからっぽのでっぱりがあります。
インドや東南アジアの、一年中緑の森にすんでいて、西ガーツ山脈にもいます。おもに果物を食べますが、小さなほ乳類やは虫類や鳥もつかまえます。IUCNでは「危急種」とされています。1758年にスウェーデンの博物学者カール・リンネが記録して以来、科学で知られていて、学名の「bicornis」は「2本の角」という意味です。
どろでふさいだ巣
巣づくりの時期になると、メスは大きな木のうろの中に入ります。メスとオスは、入口をどろでふさぎ、細いすき間だけをのこします。
メスが中で卵やひなの世話をしているあいだ、オスはそのすき間から食べ物をとどけます。穴をふさぐことで、敵が入れなくなります。メスは何週間も中にいるので、オスは家族みんなの分の食べ物を見つけなければなりません。
果物を食べる森の庭師
サイチョウは果物をまるごと飲みこんで、森じゅうに種をまくので、新しい木が育つのを助けています。自然にできた穴のある大きな木は巣にとって大切なので、古い森を切りたおすとサイチョウはこまってしまいます。
オオサイチョウはとても目立つので、多くの地元の人々の文化にとって大切な鳥です。インドのケーララ州とアルナーチャル・プラデーシュ州の州の鳥で、飼育されて50年近く生きたものもいます。メスはオスより小さく、オスの目は赤いのに対して、メスの目は青みがかった白です。
おもしろ豆知識
- 巣ごもりの間、メスは木のうろの中に入って泥で入口をふさぎ、オスが細いすき間からえさを運びます。
- メスは、巣づくりのあいだ、木のうろの中に自分をとじこめます。
- オスの目は赤く、メスの目は青みがかった白です。
- くちばしの上のカスクは、中がからっぽです。
地球儀では
地球儀では、オオサイチョウは西ガーツ山脈と東南アジアの森にいます。上にカスクがのった、大きな黄色いくちばしをさがしてみましょう。
クイズタイム
オオサイチョウとインドクジャク、重いのはどっち?
答えを見る
答え:インドクジャク(3 kg 対 4.2 kg) インドクジャク →
似ている仲間
参考資料
更新: 2026-10-14





