My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

サイガ

Saiga antelope

サイガ
写真: Andrey Giljov, CC BY-SA 4.0 · 出典

カザフスタンなどユーラシアの草原にすむレイヨウで、ふくらんで垂れた大きな鼻が特徴。この鼻は夏は砂ぼこりをこし、冬は冷たい空気を温める。角があるのはオスだけで、琥珀色をしている。

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ひと目でわかる

分類
哺乳類
食べ物
草食
体重
約40 kg
体長
約1.2 m
最高速度
約80 km/h
保全状況
準絶滅危惧 (IUCN NT)
すむ環境
草原, 砂漠

すぐわかる答え

サイガはどこにすんでいますか?

草原・砂漠にすんでいます。

サイガはどのくらいの大きさですか?

大きくなると1.2 m、40 kgほどになります。

サイガは何を食べますか?

食べ物:草食。

サイガはどのくらい速いですか?

最高で約80 km/hの速さが出せます。

サイガは絶滅の危機にありますか?

IUCNレッドリストでは「準絶滅危惧」(NT)です。

サイガは、ユーラシアの草原にすむレイヨウで、大きくてふくらんだ、たれ下がった鼻で有名です。この鼻は、夏にはちりをこしとるフィルターのようにはたらき、冬には冷たい空気をあたためます。角があるのはオスだけで、すきとおったこはく色をしています。肩の高さは約70cmで、体重は約40kgです。

今、サイガはロシアのカルムイクとアストラハン、カザフスタン、モンゴル西部にすんでいます。冬に南へ移動するものもいて、ウズベキスタンまで行きます。草原や半砂漠を大きな群れで旅する、植物を食べる動物です。サイガは、ルーマニア、ウクライナ、モルドバ、中国などからはすがたを消し、IUCNでは「準絶滅危惧」とされています。

氷河期を生きのびた動物

ずっと昔、サイガはとても広い地域にすんでいました。氷河期には、イギリス諸島から、昔シベリアとアラスカをつないでいた土地ベーリンジアまで、「マンモス・ステップ」を歩きまわっていました。知られているいちばん古い化石は、約10万年前の更新世の後期のものです。科学者たちは今、サイガは、見た目が似ているチルー(チベットカモシカ)ではなく、アフリカのレイヨウであるスプリングボックやジェレヌクのなかまだと考えています。

2つの種類

2つの亜種がみとめられています。ロシアとカザフスタンにすむロシアのサイガと、モンゴルだけで見られるモンゴルのサイガです。最初の学名「カプラ・タタリカ」は1766年にカール・リンネがつけ、のちにこの動物は自分だけの属「サイガ属」に移され、その属で今生きているただ1種になっています。サイガはルーマニア、ウクライナ、モルドバ、中国、そしてモンゴル南西部からすがたを消したので、のこっている草原のすみかを守ることがとても大切です。

おもしろ豆知識

  • 大きくたれ下がった鼻は、夏には砂ぼこりをこしとり、冬には冷たい空気を温めます。
  • サイガのふしぎな鼻は、ちりをこしとり、冷たい空気をあたためます。
  • 角が生えるのは、オスのサイガだけです。
  • 氷河期には、サイガはイギリス諸島からアラスカまで歩きまわっていました。

地球儀では

地球儀では、サイガはカザフスタン、ロシア、モンゴルの草原にいます。ふくらんだ鼻をさがしてみましょう。

クイズタイム

サイガとコーカサスツール、重いのはどっち?

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答え:コーカサスツール(40 kg 対 70 kg) コーカサスツール →

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参考資料

更新: 2026-10-14