ヒトデ
Sea star

魚ではなくウニに近い棘皮動物で、腕の下にある何百もの管足で歩き、貝をこじ開けます。脳はなく、腕が取れても再生し、種類によっては1本の腕から体全体が再生します。
3D地球儀で見る →ひと目でわかる
- 分類
- ヒトデ・ウニ
- 食べ物
- 肉食
- 寿命
- 最長 約35年
- すむ環境
- 海岸, サンゴ礁, 深海
すぐわかる答え
ヒトデはどこにすんでいますか?
太平洋・大西洋・インド洋・北極海・南極海の海岸・サンゴ礁・深海にすんでいます。
ヒトデは何を食べますか?
食べ物:肉食。
ヒトデはどのくらい生きますか?
最長で約35年生きます。
ヒトデは「シースター(海の星)」ともよばれますが、魚ではありません。ウニやナマコの親せきで、「ヒトデ綱(アステロイデア)」という棘皮動物(きょくひどうぶつ)の仲間で、たいてい星の形をしています。約1,900種が、暖かい熱帯から冷たい極地まで、世界じゅうの海の底にすんでいて、潮だまりのある海岸から深さ6,000メートルの深海までいます。
ほとんどは真ん中の円ばんと5本のうでを持っていますが、6本、7本、10〜15本のうでを持つ種もいて、南極のラビディアステル・アンヌラトゥスは50本以上のうでを持つこともあります。多くは赤やオレンジのあざやかな色ですが、青、灰色、茶色のものもいます。化石の記録は約4億5,000万年前のオルドビス紀までさかのぼりますが、ヒトデは死ぬとばらばらになって小さな骨の板やとげしか残らないので、化石は多くありません。
水の力で動く足
ヒトデには、水圧のしくみで動く「管足(かんそく)」があり、口は体の下側の真ん中にあります。皮ふの下には、「骨片」とよばれる炭酸カルシウムのかけらでできた骨格がかくれています。2つの管のしくみがあり、ひとつは動くのをささえる水のため、もうひとつは血液のためのものです。
ヒトデは手に入るものを何でも食べるタイプで、おもに海の底にすむ動物を狩ります。胃を体の外につき出して、えものを消化する種もいて、水中にただよう食べ物をこしとって食べるなど、とくべつな食べ方をする種もいくつかいます。
海での大きな役目
ヒトデの中には、すみかの海に大きなえいきょうをあたえるものがいます。オーカーヒトデ(ピサステル)やリーフシースターは「キーストーン種(かなめになる種)」で、熱帯のオニヒトデは、インド太平洋でサンゴを食べつくす大食いです。キタノヒトデ(マヒトデの仲間)は、とくに悪い外来種のリストにのっています。
ほとんどのヒトデは、きずついた部分や失ったうでを再生でき、身を守るためにわざとうでを切りはなすこともできます。
子どもの作り方いろいろ
ほとんどのヒトデの種は、オスとメスが分かれています。オスとメスの両方の性質を持つ種もいれば、育つにつれて性が変わる種もいて、たとえばアステリナ・ギボサははじめはオスです。ネパンティア・ベルケリでは、大きなメスが半分に分かれることができ、生まれた子どもははじめオスで、そのあとまたメスにもどります。
ほとんどの種では、たまごと精子が水中に出され、幼生がプランクトンとしてただよいます。ほかの種では、お母さんがたまごを守り、たまごの上におおいかぶさるようにすわっていることが多く、子どもはそのまま小さなヒトデに育ちます。
おもしろ豆知識
- ヒトデは、失った腕をまたはやすことができます。
- ヒトデは魚ではありません。
- 南極のある種は、50本以上のうでを持つことがあります。
- いちばん古いヒトデの化石は、約4億5,000万年前のものです。
- ヒトデは、浅い潮だまりから深さ約6,000メートルまでくらしています。
地球儀では
このおもちゃのモデルは、海の底で休んでいるヒトデを表しています。
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参考資料
更新: 2026-10-14




