My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

ヘビクイワシ

Secretarybird

ヘビクイワシ
写真: Sumeet Moghe, CC BY-SA 4.0 · 出典

脚がとても長い猛禽で、黒い「ズボン」のような腿の羽と後頭部の冠羽が特徴です。空よりも草原を歩き回り、ヘビやトカゲを足で踏みつけて捕らえます。

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ひと目でわかる

分類
鳥類
食べ物
肉食
体重
約3.3 kg
体長
約1.4 m
保全状況
絶滅危惧IB類 (IUCN EN)
すむ環境
サバンナ, 草原

すぐわかる答え

ヘビクイワシはどこにすんでいますか?

サバンナ・草原にすんでいます。

ヘビクイワシはどのくらいの大きさですか?

大きくなると1.4 m、3.3 kgほどになります。

ヘビクイワシは何を食べますか?

食べ物:肉食。

ヘビクイワシは絶滅の危機にありますか?

IUCNレッドリストでは「絶滅危惧IB類」(EN)です。

ヘビクイワシ(Sagittarius serpentarius)は、アフリカだけにすむ、とても大きな猛禽類です。ツルのような足の上にワシの体がのったような見た目で、高さは1.3mにもなります。おとなは羽のない赤オレンジ色の顔をしていて、羽はほとんどが灰色で、平たい黒っぽいかんむり羽と、黒い風切り羽とももをもっています。ふつうはサハラ砂漠より南の、ひらけた草原やサバンナにいます。

ほとんどの猛禽類とちがって、ほとんどの時間を地面の上ですごし、歩いて狩りをします。ヘビクイワシ科という、自分だけの科に入っています。調査で急にへっていることがわかり、おそらくすみかがこわされていることが原因なので、IUCNでは「絶滅危惧種」とされています。南アフリカとスーダンの紋章にえがかれています。

ふみつけるハンター

ヘビクイワシは、1分に約120歩の速さで、時速2.5〜3kmで草の中を歩きます。地面にいる昆虫や小さな脊椎動物をつかまえ、よくえものをふみつけてしとめます。1日の多くを歩いてすごし、夕方になると、アカシアなどの木にもどってねむります。

風切り羽を広げて、空高くまいあがります。昼の暑い時間には、上へのぼるあたたかい空気を使って、3,800mもの高さまでのぼります。野生での平均の寿命は、10〜15年と考えられています。

巣とひな

ヘビクイワシは一生同じ相手とペアになり、約50平方kmの広いなわばりを守ります。子育ては一年中いつでもできますが、かわいた季節の終わりごろが多いです。求愛のときには、空高くまいあがって波のように上下しながら飛び、のどの奥からしぼり出すような声で鳴きます。

両親はいっしょに巣をつくります。巣は、さしわたし1〜1.5mの木の枝でできた平らな台で、アカシアのような、とげの多いしげった木のてっぺん、地面から2.5〜13mの高さにあります。メスは1〜3個の卵を産み、約45日でかえり、両親がひなに食べ物をあたえます。食べ物がたくさんある年には、3羽のひながみんな巣立つこともあります。

どうしてこの名前なの?

オランダの博物学者アルノウト・フォスマールは、1769年に、喜望峰から送られてきた生きた鳥をもとにこの鳥を記録しました。オランダ人の入植者たちは「サギッタリウス(射手)」と名づけていて、フォスマールも、その歩き方が弓を引く人のように見えると考えました。また、農家の人々が害虫とたたかわせるためにこの鳥を飼っていて、「セクレタリウス」とよんでいたことも書きとめました。イギリスのイラストレーター、ジョン・フレデリック・ミラーが、1779年に「ヘビ」という意味の「セルペンタリウス」という名前をつけました。

この鳥は、紀元前3200年ごろの上エジプトの象牙のナイフの柄にもえがかれています。アフリカでは害虫やヘビをやっつけることで尊敬されていて、2000年に定められた南アフリカの紋章と、1969年に定められたスーダンの国章にえがかれています。

おもしろ豆知識

  • 一瞬で決まるけりでヘビをふみつけて、しとめます。
  • ヘビをふみつけ、つばさを盾のように使います。
  • 長い足で、高さ1.3mまで立ちます。
  • 南アフリカとスーダンの紋章にえがかれています。
  • 巣は、とげの多い木のてっぺんにあります。

地球儀では

おもちゃの模型では、サヘルからアフリカ南部までのアフリカのサバンナを歩くヘビクイワシが見られます。

クイズタイム

ヘビクイワシとシュモクドリ、重いのはどっち?

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答え:ヘビクイワシ(3.3 kg 対 0.47 kg) シュモクドリ →

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参考資料

更新: 2026-10-14