My Earth Toy(マイ・アース・トイ)

カツオ

Skipjack tuna

カツオ
写真: Sahat Ratmuangkhwang, CC BY 3.0 · 出典

カツオは世界の熱帯・温帯の海で大きな群れをつくる小型のマグロの仲間です。銀色の体の腹側に濃い縞模様があり、体長はふつう約80センチです。缶詰や鰹節の原料として世界で最も多く漁獲される魚の一つです。

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ひと目でわかる

分類
魚類
食べ物
魚を食べる
体長
約0.8 m
保全状況
低懸念 (IUCN LC)
すむ環境
外洋

すぐわかる答え

カツオはどこにすんでいますか?

太平洋・大西洋・インド洋の外洋にすんでいます。

カツオはどのくらいの大きさですか?

大きくなると0.8 mほどになります。

カツオは何を食べますか?

食べ物:魚を食べる。

カツオは絶滅の危機にありますか?

IUCNレッドリストでは「低懸念」(LC)です。

カツオ(学名カツウォヌス・ペラミス)は、世界中の熱帯やあたたかい温帯の海にすむ、マグロのなかまの流線形で速く泳ぐ魚です。カツオ属のただ1種です。ふつうは尾叉長(口の先から尾のわかれ目まで)80cm、8〜10kgまでになり、いちばん大きいものは1.08m、34.5kgです。

海面近くの水で、ほかのマグロとまざることも多い最大5万匹もの大きな群れでくらし、魚、甲殻類、イカなどの軟体動物を食べます。サメや大きな外洋の魚にとって大切なえもので、カジキをつるための生きえさにもよく使われます。側線ぞいと、頭の後ろの「コースレット」と呼ばれる厚い帯のほかには、うろこがありません。世界でもっとも大切な漁業の魚のひとつでもあります。

泳ぐための体

カツオは、体を動かすための筋肉の割合がすべての動物の中でいちばん高く、体重の68%もあります。ほかのマグロと同じように浮き袋がないので、うかんでいるためには泳ぎ続けなければなりません。

何回にも分けて卵を産みます。赤道近くの海では一年中産卵し、そこからはなれるほど季節が決まってきます。カツオは長さ約45cmになると卵を産めます。おもな商業用のマグロの中で、いちばんたくさん卵を産みます。年齢を知るのはむずかしく、寿命は8〜12年と推定されています。

何百万トンもの漁

カツオはふつう巻き網でとられ、生、冷凍、缶づめ、干したもの、塩づけ、くんせいにして売られます。2018年には320万トンの水あげが報告され、海の漁の中では、ペルーのアンチョビーとスケトウダラに次いで3番目に多い量でした。モルディブ、フランス、スペイン、マレーシア、スリランカ、インドネシアが大量にとっています。

数は今の使い方なら持続できると考えられていますが、漁には今も議論があります。混獲(ねらっていない生き物までとってしまうこと)のため、巻き網漁は持続できないと言う機関もありますが、うかべて魚を集める装置を使わなければ、混獲はずっと少なくなるといわれています。

日本のカツオ

日本ではこの魚を「かつお」と呼び、属名のカツウォヌスはそのことばから来ています。おすしやさしみとして生で食べられ、軽くあぶった「かつおのたたき」にもなり、くんせいにして干すと「かつおぶし」になって、そのけずりぶしは「だし」の味つけや、おにぎり、とうふのトッピングに使われます。

日本の島々にそって回遊するにつれて、あぶらののり方が変わります。夏に北へ向かうものは「初がつお」と呼ばれ、あぶらが少なめです。

おもしろ豆知識

  • 世界でいちばんたくさんとられているマグロで、ツナ缶のほとんどに使われています。
  • 体重の3分の2以上が、泳ぐための筋肉です。
  • うかんでいるためには、泳ぎ続けなければなりません。
  • 日本語の名前「かつお」が、属名のカツウォヌスになりました。
  • 群れは最大5万匹にもなります。

地球儀では

おもちゃの模型では、大きな群れで旅をする、赤道近くの大西洋のカツオが見られます。

クイズタイム

カツオとシイラ、長いのはどっち?

答えを見る

答え:シイラ(0.8 m 対 1 m) シイラ →

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似ている仲間

参考資料

更新: 2026-10-14